NullPointerException

雑記
「家に棲むストーカー  〜どうしようもない男の逆襲」


1「家に棲むストーカー  〜プロローグ」
2「家に棲むストーカー  〜どうしようもない男と直接対決」
3「家に棲むストーカー  〜どうしようもない男の逆襲」
4「家に棲むストーカー  〜どうしようもない男の生の声」
5「家に棲むストーカー  〜どうしようもない男を駆除」
6「家に棲むストーカー  〜権利も立場も度胸もない男」
7「家に棲むストーカー  〜家に住み着くゴキブリ野郎」
8「家に棲むストーカー  〜ラスト・オブ・どうしようもない男」
参考↑
ストーカーの行動はおおよそ予想は付くが、何を考えているのかは非常に難解である。



家に住み着いたストーカー男、松●40歳。
この男も、そう。

まず言動からして、おかしい。

相談者が

今すぐ出て行ってよ。

といえば、

出て行かないとはいってないだろ?出て行くけど、今すぐは無理だって!

出て行ってよ!

だから、今すぐは無理だって。

なんで?

行くトコないし……。

ホテルでも何でも泊まればいいでしょ!

荷物もあるから。

実家に送ればいいでしょ。

無理だよ。

無理とかそういうのとか関係ない!

今日子は俺の事が嫌いなの?


・・・・・。


嫌いだから別れたんだろうが!! ←心の叫び

あきれてモノもいえないBOSS

自分の立場が本気でわからないのであろう。
警察が来たときもそう、自分が助けを呼んだつもりが、逆に
そんなに、(我々が乗り込んできて)都合が悪かったら自分が出て行けば?
と怒られているのにもかかわらず、

じゃあ、居ますよ。

と、会話になっていない。

よほどここに居たいのか、または本当に他へ行くことが出来ない理由でもあるのか。
ものすごい執念である。
こういった自己主張しかしない変質者はえてしてプライドが高い。

なんせ

週刊実話にも雇われる

フリーカメラマンである。
それで飯食ってるんだ、という自負があるのであろう。

しかし、相談者が
お金ないの?
と聞いたところ、


・・・。

あれだけ、饒舌(とは少し違うが)に、言い訳(とも少し違う)を並べていたのにもかかわらず、このときばかりは黙り込んでしまった。

よほど、核心をついたのだろう。
しかし、これでも頑として金がないことを認めない。

そんな男がついに法律を盾に噛み付いてきやがった。

つづく