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雑記
「ネットの利用時間が新聞を抜いて「活字離れ」」
ネットの利用時間、新聞抜く=8割超が迷惑メール被害−情報通信白書(時事通信)
メディア別の1日当たりの平均利用時間は、インターネットが37分(前年32分)と新聞の31分(同33分)を初めて上回った。ネットが「情報収集手段として不可欠なメディア」になる一方、若者を中心に活字離れが進んでいることが改めて浮き彫りになった。
このテの話が出るといつも、『ネット普及=活字離れは間違い』とかいう議論が始まる。今回の時事通信の記事も、そもそも「ネット上の文字は活字じゃないのか?」って議論が展開されそうだが、実は
かつじ くわつ― 0 【活字】 (大辞林)
印刷した文字。また、書物
「活字」とは本来、印刷した文字や文章を事を指す言葉なのだ。だからこの定義に基づけば、時事通信の記事は全くもって正しい事を言っていることになる。ただし広義においては
活字(Wikipedia)
印刷やコンピュータ画面による同じ字形の文字を再利用可能なものを指していうこともある。
結局、この辺も言葉の定義で誤解を生みやすいので、議論をする際には注意が必要だ。
「印刷した文字」という意味での活字離れなら、むしろ積極的に世の中を活字離れに導き、ネットへの移行を促してやれば紙資源を大切に使えて環境に良いという事になる。
活字離れ万歳?