NullPointerException
雑記
「靴を揃える幽霊」
上下に重ねて展示してある靴を、きちんと揃えまくる幽霊に悩む靴屋さん

靴に異様なまでの執着心をみせる幽霊に悩むイギリスの靴屋さんが話題となっている。この店では、靴のかかと部分を上下に重ねてクロスさせた状態で展示しているが(写真)、幽霊がどうしても「両方真っ直ぐにきちんと揃えて展示」してしまうという。
何度直してもいつの間にか揃えられてしまい、店員であるヘレンさんは最初は誰かのいたずらだと思っていたという。ところがある日、靴が勝手に動き出すのを彼女が目撃してしまい、「これは幽霊の仕業だ」と確信したとのこと。
「私はその時カウンターに立っていたのですが、突然一番上の棚が震え始めたんです。まるで誰かが靴を持ち上げようとしているかのようでした。次の瞬間、(重ねてクロス展示してあった)茶色のデッキシューズの片方が飛び上がって、完璧に(平行に)揃った状態になったのです」
ヘレンさんから報告を受けた店のオーナーは、幽霊退治してもらうことを決断。やって来たクリス牧師はお祈りを捧げ、聖水を振り撒いて一連の儀式を終えた。クリス牧師は「しばしばこの世界と、あちらの世界との狭間に落ちてしまう霊がいるのです。時間と共に消え去るでしょう」と言い残して去っていった。
ところがその後も事態は収まらず、相変わらず幽霊は靴を揃えまくっているという。オーナーによると、幽霊の正体は自殺したこの店の前の所有者ではないかとのこと。
「今だに店を閉めるとき、誰かに見られている感覚がするのです」とヘレンさんは毎日怯えながら働いているという。
また、英国教会のスポークスマン、ジェレミー牧師は「大掛かりな悪魔払いの儀式が必要かどうか、確認しているところです」と話している。