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雑記
「死者を役者に 英」



【Australian】
近々、英国の劇団が発表する舞台作品において、死者が役者として起用されることになったとのこと。

この作品は英国東部の1157なる劇団によって5月半ばから24日間に渡って上演される予定で、同作品のディレクターによれば、作品は「死というタブーにまつわる実験」として上演され、実際の死体=役者を舞台に「正装で安置」する予定であるという。
また役者=死体となるべき人物は病院にて近いうちに死を迎えそうな患者を候補としており、現在同劇団のスタッフらは上演までに死にそうな患者で、かつ、死後その遺体を舞台に上げられてもいいという「適役」を探している最中である。
「おそらく、舞台に上げられた死体が他の役者によって触れられるような事はありません。
しかし、いずれにしてもそうした様々な問題は家族、そして(上演時には遺体となっている)本人の事前了承をもって全て解決しておくつもりです。それに、今回のこの演出は決して世間の注目を集める事が目的ではありません。演出はあくまでも劇の一部です。
死にまつわるタブーを払いのけることは、死という事を考える上で非常に重要なことだと思うわけです。」同劇団のアートディレクター、ジョー・ダグレス氏は語った。
(写真は同団体の過去の作品より)