NullPointerException

雑記
「偽ペニスの合法性を巡って議論に 米」


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【MSNBC】
米国にて、人間のモノに極めて良く似た偽ペニスの販売などを専門とする複数の業者に対し、米国の立法府が召喚状を発したとのこと。偽ペニスの代表的な製品、Whizzinatorをはじめとするそれらの製品群は、尿による麻薬検査を偽ペニスなどでパスすることを目的としており、これまでも、製品の合法性を巡り物議を醸してきた。特に今年2月には、映画「プライベート・ライアン」に出演したトム・サイズモアが麻薬検査の際に使用して発覚し、逮捕されて話題を呼んでいる。

そして今回、米国議会にて投票が行われ、Whizzinatorの開発企業パック・テクノロジー社の代表者に対し、召喚状が発行されたのである。また今回はこの他にも同種の製品を販売している米ニューヨークのヘルス・チョイス社、シンシナティのスペクトラム・ラボの代表者らに対しても召喚状が発行され、来週火曜には公聴会が行われる予定であるという。

「これらの企業は我々の信用と安全を犯すことでお金を儲けているわけです。これは単純に言って、非常に危険なことです。法廷で、こうした製品がいかに使われているかを明らかにし、これらの製品の使用を止めるよう働きかけるつもりです。」公聴会に参加する共和党議員エド・ウィットフィールド氏は語った。

whizzinator_black.jpgまた議会では、今後、例えば飲むことで尿から麻薬成分を分解する飲料など、麻薬検査をパスすることを目的とした同種の製品が販売されないよう、新たに法律を定めるべきかも議論していく予定であるとしている(写真は黒人用のブラックモデル)。

また以前にもこうした企業に対して調査が行われたが、その際は代表者らが拒否したため、何の証言も情報も得ることが出来なかったという。

ヘルス・チョイス社のマイケル・フィチェラ氏は現在、今回の調査にたいして協力する姿勢を示した上で、次のように語っている。

whizzinator_latino.jpg「我々の製品には、何の問題もないと思っています。我々は我々のサービスを提供するだけです。それは決して後ろめたいことではなく、むしろ前向きなことだと考えています。」(写真はヒスパニック用のラティーノモデル)

またフィチェラ氏によれば、同社の製品はユーザーは麻薬検査の2,3日前には"綺麗な"体でなければその効果は現れない、と話している。

whizzinato_white.jpg「我々の製品は麻薬検査を不正に回避するものでも、出し抜くためのものでもありません。ただ体を綺麗にする期間を加速するためのものに過ぎません。」(写真は白人用のホワイトモデル)

また一方のスペクトラム・ラボ社、パック・テクノロジー社の代表はこれまでのところ今回の召喚状に対し、何らコメントを出していないとのこと。