NullPointerException
雑記
「モスバーガーの店員を緊張させる方法」
[2005年04月29日(金)]
吉野家の大盛りネギダクは有名です。
これを頼むと、次から店員に目をつけられるというのも、某コピペで有名になったフレーズですな。
さて、今日はモスバーガーの話。
実はモスバーガーにも店員に目をつけられるオーダーがあることをご存知でしょうか?しかも、このオーダーをすると店員の態度が豹変する可能性すらあります。
そのオーダーとは。
ストロベリーシェイクS テイクアウト
普通ですか?でも、本当なんです。
実は、これにはちゃんとした理由があります。
モスバーガーでは衛生面にはものすごく気を使っています。もともと、健康的な食を提供しようとやってきた企業ですから当然といえるでしょう。
そのためにモスバーガー本部では抜き打ちで店舗検査をやるのです。
その衛生面をチェックする商品がストロベリーシェイクなんです。
もともと、シェイクは牛乳をメインに作っているので、雑菌が繁殖しやすい環境にあります。それだけに店舗ではかなり慎重にマシンの扱いを心がけています。
さて、それではなぜストロベリーなのか。
シェイクマシンの下部にはシェイクに混ぜるシロップがセットされています。何も入れなければバニラになるわけですが、フレーバーシェイクを選ぶと下から細いチューブを通ってシロップが送り込まれ、味がつきます。それがシェイクの仕組みです。
つまり雑菌が入り込む場所は二箇所。
もともとのバニラシェイクが送り込まれてくる場所。
そして、フレーバーを作るためのポッド、もしくはチューブ。
それを確認するために定番であるストロベリーシェイクをチェックするわけです。
さて、このチェックで引っかかってしまった場合どうなるのか。
当然、シェイクの販売が停止されます。さらに本部からかなり厳しい指導が入ります、そんなことはみんな避けたいわけです。だから、わかっている人は態度が変わります。
では、具体的な注文方法。
店員「いらっしゃいませ、ご注文は」
客 「ストロベリーシェイクのSサイズをテイクアウトで」
店員「かしこまりました、以上でよろしいですか」
客 「はい」
準備中 マシンをずっと見つめる客。
店員「お待たせしました、ストローお通ししますか?」
客 「いえ、結構です、袋に入れてもらえますか」
これで完璧。ストローを通すと、雑菌の経路がわからなくなるので、挿しません。しかも、どこの店で買ったものかあとで確認するために袋が必要です。ですから、袋に入れます。
ここまでやると、多分店長とかマネージャーはピンときます。
もしかすると、急に物腰が柔らかくなったりするかもしれません。
ただ、顔を覚えられれば、その店には次から行きにくくなりますが。
もし、興味がある方はどうぞ。
お勧めはしませんが。