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雑記
「北朝鮮、ミサイルを日本海に発射 短い射程、約百キロか」


2005年05月01日20時27分  1日午前8時すぎ、北朝鮮の北東部沿岸から日本海に向けて射程の短いミサイル1発が発射されたとの情報が、在日米軍司令部から防衛庁に寄せられた。日本の領海に達するような射程の長い弾道ミサイルではなく、同庁関係者は日本に影響はないとしている。

 沿岸から100キロ余りの海域に落ちたとみられるが、訓練のために事前に航行制限海域を設定していたのかなどは不明。関係者によると、北朝鮮は、道路を移動させながら発射する短距離弾道ミサイルSS21(射程120キロ)をロシアから輸入しており、その一種の可能性があるという。また射程が約100キロの地対艦ミサイル「シルクワーム」か、その改良型ではないかとの見方もある。

 同庁は担当者らを緊急招集したが、「日本の安全保障に影響はない」と判断したという。政府関係者は、短射程であることなどから「ミサイル発射実験の停止を約束した02年9月の日朝平壌宣言に違反したとはいえないのではないか」との見方を示した。

 北朝鮮の核問題をめぐって日米両国は6者協議の早期再開を求めている。今回の発射がそれを意識したものか、実験や訓練によるものかはわからないという。