画像ロシアはモスクワにて、妊娠8ヶ月の女性がパラシュートを使ったスカイダイビングに挑戦、飛行機から飛び降りて数分後に出産がはじまったとのこと。出産したマリハ・ブソワさんはダイビング前、危険であるとして警告を受けていたが、彼女はそれを振り切ってダイビングに挑戦。しかし飛び始めて間もなく、彼女はお腹に猛烈な痛みを感じ、自分が産気づいたことに気がついたという。「お腹の中の子供が生まれる前に、空を飛ぶ美しさ、開放感を感じてもらいたかったんです。でも飛び始めてすぐに、お腹にもの凄い痛みを感じて、出産が始まったことに気づいたんです。」(写真は生れたラリサちゃんとマリハさん)

「私は泣いて神に助けを請いました。それから子供が飛び出してしまわないよう、股を一生懸命に閉じて、とにかく子供を殺してはならない、とそれだけを考えていました。本当に、地上に着くまでの間は全ての瞬間が永遠のように感じられました。」マリハさんは語った。

地元メディアの伝えるところによれば、彼女は空中で気絶しかけながらもなんとか自力で無事に着地したという。そして着地点には医師らが駆けつけ、着地とほぼ同時に彼女の出産を成功させたのである。

「最後に覚えてるのは、誰かが"女の子ですよ"と言ってくれた声でした。次に目が覚めたときは病院のベッドの上だったんです。」マリハさんは語った。マリハさんは生まれた娘に、古代ギリシャでカモメを意味する"ラリサ"と名付ける予定であると話している。