レントゲン
米カリフォルニアにてサッカーコーチを勤めるスティーブ・ヴィラゴメズ氏の首から謎の釘らしき金属物体(写真)が発見されたとのこと。スティーブ氏は昨年夏、サッカーの練習中に首に痛めたと感じ、医師の下を訪れた。そして医師がX線写真を撮影すると、そこには釘らしき物体が映りこんでいたという。しかしスティーブ氏は何ら身に覚えがないことから、その時は診察結果を無視したと話している。「まさか、そんなことがあるわけがないと思いましたね。写真が信じられませんでした。」そして昨年10月、スティーブ氏がふざけ半分で写真を同僚らに見せると、彼らは冗談めかし、首に磁石を当てることを進めた。
そしてスティーブ氏が磁石を試してみたところ、首や顎に痛みを感じたため、別の医師のもとを訪れたという。スティーブ氏を診察したポール・ユン医師は次のように語っている。
「最初彼が写真を持ってきたときは、何をふざけているんだろうと思いましたね。それくらいおかしなレントゲン写真だったんです。」しかしユン医師が確認したところ、そこには確かに釘らしき物体が存在していたのである。そしてユン医師のもとで手術が行われ、スティーブ氏の首の内部から錆びた釘が取り出された。
医師によれば、釘は少なくとも半年間から、長ければ数年間はスティーブ氏の首の中に入っていたという。しかしまたスティーブ氏はそれまで何ら痛みなどを感じることはなく、昨年夏までは全く気づかなかったと話している。
「見る限りでは確かに数年間は首の中にあったみたいですね。しかし、全く気づかなかったんです。」
またユン医師は、スティーブ氏の幸運に驚いている。「おそらく、首に異常をきたさずに済む、本当に絶妙な位置にあったんだと思います。彼は本当にラッキーだったと思いますね。」
しかしまた、スティーブ氏はいったい何故、どのようにして首の中に釘が入ったのか、全く原因がわからない、と話しているとのこと。