NullPointerException

雑記
「蛇が間違えて自分の尻尾を食べる 台湾 」


台湾の台東水族館にて、腹をすかせた蛇が過って自分の尻尾を食べたとのこと(写真)。尻尾を食べたアメリカ産のキングスネイクはそれまで24時間に渡って何も食べておらず、自分の尻尾を見て反射的に噛み付き、飲み込もうとしたという。蛇はその後、応急手当てを受け、現在は回復している。キングスネイクは北アメリカの砂漠に生息し、最大で1.5m程にも成長するとのこと(写真は中国の中央社が撮影、伝えたもの)。

【参考付記】この蛇が尻尾を食べるという現象に付随して、キングスネイクの生息地である北米においては、"Hoop Snake"という蛇の目撃例が数多く報告されている。目撃者によれば、蛇は自分の尻尾を咥えた状態で地面に対して水平に直立し、車輪のように回転しながら、人間を追いかけてくるという。この話は言わば都市伝説として広く知られているが、その状態を捉えた決定的な写真はいまだ存在していない。

今から2年前、読者のひとり、ジョイス・デンハムが私にフープ・スネイクを目撃したと教えてくれた。彼女の話では、蛇が回転しながら砂漠を移動していたという。このフープ・スネイクの話を私がはじめて聞いたのは今から50年前に遡る。それは蛇が自分の尾を食べて輪を作り、車輪のように回転しながらものすごいスピードで移動するというものだった。

私は気になって専門家が記した蛇に関する本を手当たり次第読んでみたが、そんな生物は存在していなかった。しかし、それからも私は普段は決して冗談を言わないような人からさえ、フープ・スネイクに関する目撃談を数多く聞いたのだ。

今回のデンハムの報告について言えるのは、まず、デンハムがフープ・スネイク目撃したのは昔のことであるということ。そしてそれと同じくこのフープ・スネイクの目撃は過去のものが圧倒的に多いということは興味深い。従って、最近のフープ・スネイクの目撃例があるならば是非とも教えてほしい(以下略)。