「本当に恐ろしい出来事でした。音がしたとき、夫は下の階で犬が何かを壊したんじゃないかと言ったんです。ところが夫がドアを開けて見ると、壁には大きな穴があいて、家具がめちゃくちゃに動いていました。それから慌てて下へ行くと、そこに車があったんです。」
ハーマン家の被害はひどく、普通に暮らせるよう修復するには今後少なくとも2ヶ月はかかると話している。
突っ込んだ後
「あり得ない事故ですね。車は道路から脇道にそれて、フェンスや標識、庭木や芝生を踏み倒したようです。しかし一体、どうやって二階まで車が飛び上がったのか、全く想像がつきません。」隣人のジョージ・ハリソン氏はそう語っている。
警察によれば、ハーマン家に突っ込んだ赤いBMWはおそらく近くを走るA30のカーブを曲がりきれずに脱線し、民家に入って庭石に乗り上げ、家の一階を壊して"空中に舞った"のではないかと推測しているという。「今後は一体いかにして車が一階部分を壊したのか、調査を行う予定です。」警察はそう話している。
また警察は自動車付近から発見された二人以外に、もう一人別にドライバーがいたという可能性も考慮し調査を行う予定であるとしている。また一時は窃盗車という推測もなされたが、これまで特に盗難届けは出ていないという。
これまでに怪我を負った人物の名は明らかにされていないとのこと。